こんにちは。ユアスタのマーケティング兼ライターの未貴です。
「子どもの地理への興味を育てたい」「子どもが地理を好きになる方法を知りたい」と考える家庭は多くあります。
地理は暗記科目と思われがちですが、実は家庭学習の工夫や地理教材の選び方によって、子どもの理解度や興味が大きく変わる教科です。
こちらの記事では、地理への興味を伸ばす家庭学習の方法から、子どもがワクワクしながら使える教材、そして学習意欲を高める検定の活用法までご紹介します。

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子どもが地理を好きになるメリットとは?
子どもが地理を好きになることには、学力面だけではなく将来の生き方にもつながる多くのメリットがあります。
こちらでは、どのようなメリットがあるのか詳しくご紹介します。
社会全般の理解が深まり、成績アップにつながる
地理を好きになると、地図・気候・産業などの基礎知識が自然と身につきます。
そうすることで中学生以降の地理・歴史・公民の理解がスムーズになります。
社会科全体の土台を作るため、テストでも得点をしやすくなります。
世界への興味が広がり、国際感覚が育つ
国名や地名、文化や食べ物に興味を持つことで、「この国にはどんな歴史があるのだろう?」という探究心が芽生えます。
多様性が求められる現代では、他民族への理解が大切になってきますが、視野の広さに繋がる地理への興味は良い効果をもたらしてくれます。
旅行や日常のニュースが“自分ごと”になる
気候や地形、地名の知識があると、旅行の計画が楽しくなります。また実際に行った後だと土地への理解も深まり、ニュースを見ているだけでも背景をイメージしやすくなります。
論理的思考力や観察力が鍛えられる
地理は背景を考える教科でもあります。
「なぜその地域でその産業が盛んなのか」「なぜこのような気候なのか」「なぜこのような地名がついたのか」、思考を巡らせて調べることにより、
原因と結果を結びつける力が育ち、論理的思考力が育ちます。
将来の進路選択にプラスに働く
地理への興味は、幅広い分野への興味へと発展します。
例えば国際関係や交通、環境等、「好き」がそのまま仕事の道に繋がる可能性も考えられます。
親子の会話が自然と増える
地理を好きになると身近に話題が沢山あります。
その分親子でのコミュニケーションも増え家庭内の雰囲気も良くなります。

子どもが地理を好きになるきっかけとは?
子どもが地理に興味を持つきっかけとはどこにあるのでしょうか。いくつかの例をご紹介します。
身近な「違い」から他人事が自分ごとになった時
子どもにとって、まだ行ったことのない場所は他人事で興味が持てません。
しかし、子どもが知っている当たり前のことが地域によって「違う」ということを知った時の驚きが子どもの記憶に残ります。
「違い」は他人事ではなく自分ごととして興味を持つきっかけになるのです。
例えば、お雑煮に入れるものが地域によって違う、マクドナルドの略し方が地域によって違う、など。
身近な文化の「違い」を見つけることを楽しんでみましょう。
なぜその名前なのか?と知った時
地名や地形の名前には必ずストーリーがあります。名前のルーツを探ると面白い発見があります。
例えば、東京湾の埋立地としてできた「お台場」は江戸時代末期に黒船来航に備えて作られた大砲台(台場)が由来になっています。
また、東京都中央区の「小伝馬町」は昔タクシー代わりだった馬の小さな停留所があったから「小伝馬町」という名前が付けられました。
そんな背景を知ると、地域への興味がむくむくと湧いてきます。
食べ物がどこから来たのか知りたくなった時
スーパーや食卓に並んだ食材を見て、「このバナナはどこから来ているのだろう?」「このお米はどの国のものだろう?」など普段の食べ物を入り口に
輸入国・気候・産地などに興味が湧いて、地理を楽しむきっかけに繋がることがあります。

子どもが地理への興味が深まるおすすめの教材や遊び方とは?
子どもが地理に興味を持つきっかけを作れたら、地理への興味が深まる教材や遊びを活用してみましょう。
ここではおすすめの教材や遊び方をご紹介します。
家の中に世界地図・日本地図を貼る/地球儀を置く
目に触れるところに世界地図や日本地図を貼っておくと、自然と全体像が掴めるようになります。ちょっとした疑問もすぐ親に聞きやすいメリットもあります。
ニュースで出てきた国をすぐ調べてみたりすると記憶に定着します。
子どもの目線に合う高さに貼るようにしましょう。
どこでもドラえもん日本旅行ゲーム
すごろくしながら、各地域のカードを集めてゴールを目指すというシンプルなルールのゲームです。
県名や地名についての理解が進むと人気のゲームです。
るるぶ 都道府県いちばんカルタ
都道府県をかるたで遊びながら覚えられます。
読み札には都道府県の特徴が5・7・5のリズムで書かれています。
アプリで音声を読み上げる機能を使用することができるため、家族で対戦することができます。

子どもの地理への興味をさらに高める検定の紹介
子どもが地理への興味をもっと高めるのに相性の良い検定をご紹介します。
世界遺産検定
世界遺産検定の公式テキストに掲載されている写真だけでも楽しく、世界の広さに驚きます。
世界遺産検定の合格者には、入試での優遇処置のある大学もあるので要チェックです。
地図地理検定
地図や地理の知識を豊かにし、地図が楽しく読めるようになる力を養う検定試験です。
地図記号や雑学クイズのような問題など国内外問わず幅広いテーマから出題される面白い検定です。
各種ご当地検定
各種地域で独自で行っているご当地検定では、スタンプラリーや町歩きツアーなどの企画があり、地元のことを知る良いきっかけとなります。
例えば、「東京検定」では合格すると立派な検定合格バッジが授与されるため、モチベーションもアップします。
各種ご当地検定 例『東京検定』

家庭でやって良かった地理学習の工夫とは?
子どもが家庭で「やって良かった!」と満足度の高い、自然に地理学習への興味が育つ工夫をご紹介します。
お子さんと計画をして知らない土地の旅行をすること
家族旅行で訪れた土地は強い印象が残ります。
旅行を計画する時から、お子さんと案を練って、お子さんの意見を反映させたプランで行程を組んでみましょう。
お子さんは自分が家族の役に立っている、という感覚も嬉しく家族の絆も深まります。
ニュースと地理を繋げて話題にする
ニュースで話題になった地域について家族で地図で確かめてみましょう。
例えば「戦争が続いえているイスラエルとパレスチナのガザ地区の場所はどこだろう?」など、実際に調べてみることを毎日続けると、
国・地域が点から意味のある場所に変わるだけでなく、時事問題にも強くなります。
食卓に並ぶものと地理をつなげる
例えば、「今日は北海道のジャガイモを使ったカレーだよ」とか「デザートは栃木の苺だよ」など産地を入れながら食材を伝えると、お子さんも地域の特産品が分かってきます。
毎日3食あり生活に欠かせない食は、お子さんが自然と地理を学びやすいもってこいの学習法です。

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最後までご覧いただきありがとうございました。
作:未貴
【ライタープロフィール】未貴 miki:保険会社とベンチャーキャピタルに勤めた後、配偶者の転勤でイスラエルでの生活を3年半経験。イスラエルと日本の教育の違いに深い関心を持ち、日本の教育現場に携わるようになる。UrSTUDXでマーケティング兼ライターと先生の窓口を担当。

