【国立小学校受験対策】いつから始める?知っておきたい!5つのこと

こんにちは。ユアスタのマーケティング兼ライターの未貴です。
読書や音楽鑑賞、スポーツなどを楽しむのに良い季節となりましたね。
今回は『【国立小学校受験対策】いつから始める?知っておきたい!5つのこと』をご紹介いたします。

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未就学児のお子さんをお持ちの家庭では、小学校受験を検討している方もいるかと思います。
「いつから準備を始めたらいいの？」、「どんな試験があるの？」という、よくいただくご質問にお答えするため、“国立小学校受験対策”について「いつから準備を始めるべきなのか。」その理由や集めておくべき情報について纏めました。

国立小学校受験のスケジュール

国立小学校受験のスケジュールは例年このようになっています。
【首都圏】願書配布9-10月　試験11-12月
【私立小学校】願書配布9月　試験11月
地域や小学校によって多少異なりますが、試験本番は「年長の秋頃」です。

国立小学校受験の主な考査7つ

国立小学校受験でよく出題される主な考査7つをご紹介します。

制作・巧緻性

紐を穴に通したり紙をちぎったりと、手の器用さを見る考査です。
限られた時間の中でどれだけ丁寧にできるかが合格のポイントになります。

絵画

お子さんの感性やご家庭の様子を知るための考査です。
お子さんが与えられたお題に対して忠実に表現力豊かに描けるかが見られているのと、お題によっては試験では見えないご家庭の様子を知ることも目的とされています。

運動

ケンパーや跳び箱、走る、蹴るなどの基本的な運動能力を見る考査です。
試験官の指示通りできているか、という点もよく見られます。

行動観察

他の受験者と一緒にゲームや遊びをする時の、振る舞いを見られる考査です。
本人の自然な振る舞いから、協調性や社会性などをチェックされます。
明確な合否基準が無いため攻略が難しいのが特徴ですが、どの学校でも重視される考査です。

絵やお話の記憶

見せられた絵や聞かされたお話についての記憶力が問われる考査です。
数枚の絵を見て相違点を探したり、一定時間聞いたお話について記憶力が問われる問題が出題されます。

ペーパー試験

筆記試験の考査です。
足し算や引き算、季節の草花や生き物、図形問題や記憶力に関する問題が出題されます。対策が必要不可欠となります。

面接

保護者のみ、お子さんのみ、親子同席など様々な形式がありますが、主に入学への意思の強さを見られる考査です。
お子さんに関しては、質問をされた時の受け答えや態度がポイントになります。

国立小学校受験対策は最低でも1年前から準備したい理由2つ

国立小学校受験対策をスタートさせる時期として、最低でも試験の1年前を指針にしている学習塾は多くあります。
なぜ最低1年前なのかという理由について2つお伝えします。

普段の生活で身に付く知識が大切なため

“2.国立小学校受験の主な考査7つ”をご覧いただいて分かる通り、考査のなかで普段の生活で身につく知識や習慣が問われることがあるからです。
例えば、ペーパー試験の季節の草花の開花時期に関する問題については、実体験をすることで記憶に定着するため、季節が一巡する1年前には対策を始めておきたいところです。

志望校を絞る時間が必要なため

学校説明会が始まる年長の春までに家庭の教育方針を固めて、志望校を絞っておくことが大切になります。情報収集をする時間を確保する必要があるため、年中の秋頃から本格的に小学校受験の準備をスタートさせておきたいところです。

国立小学校受験対策をする前に集めておくと良い情報2つ

学校の情報

国立小学校受験をすると決めたら、学校のホームページや情報誌を参考に志望校を絞りましょう。志望校を絞ると、学習塾も選びやすくなります。
志望校を早めに絞ることで、学習の範囲やスケジュール感も分かり計画が立てやすくなります。

学習塾の情報

志望校が決まったら学習塾を探しましょう。自宅学習のみで合格されるご家庭もありますが、その場合は正しい知識を集めることが大切になります。
学習塾に通うことのメリットのひとつとして、Webサイトには公表されていない志望校の情報や受験に関するアドバイスをもらえるという点があります。

本格的に国立小学校受験対策を始める前にママ・パパができること

お子さんが抵抗なく学習塾に通い始められるよう、小学校受験対策をお家で始めておくことがおすすめです。
まずは、ペーパー考査の出題問題を毎日の遊びや生活に取り入れてみましょう。
例えば、公園に咲いている花の種類をお子さんと調べたり、一緒にキッチンに立って野菜を切って断面を見たり、季節の草花や野菜について自然と学べる環境を作ってみましょう。

最後に、小学校受験はゴールではなくお子さんが成長する通過点です。
第一志望の学校に合格できなかったとしても、結果的にご縁のあった小学校がお子さんの性格に合っていてお子さんが輝ける小学校ですので、是非ゆったりとした気持ちで臨んで下さいね。