柔軟性の強みを自己PRでアピールする方法とは? 職業別自己PR例文10選もご紹介

こんにちは。ユアスタのマーケティング兼ライターの未貴です。

就活において「柔軟性」の強みは、どの職種でも重視される重要な強みのひとつです。

変化に対応し、周囲と協力しながら成果を出せる人材は、企業から高く評価されます。

しかし「柔軟性」は強みとして自己PRする際に抽象的になりやすいため説得力に欠けてしまいます。

そこで、今回は柔軟性を自己PRで効果的にアピールする方法や、具体的な言い換え表現、自己PR例文まで詳しく解説します。


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「柔軟性」が強みの人の特徴とは?

ここでは「柔軟性」がある人の定義と、「柔軟性」が強みの人の特徴をご紹介します。

「柔軟性」がある人の定義

変化に対して前向きに適応できる人

環境や状況が変わってもストレスを抑えて行動を調整できます。

多様な価値観や意見を尊重できる人

自分と異なる考えを排除せず、理解しようとする姿勢を持てます。

状況に応じて思考や行動を切り替えられる人

決められたやり方に固執せずその場に合った対応ができます。

学習や改善に意欲的で柔軟に成長できる人

フィードバックや経験を活かして行動に変えることができます。

「柔軟性」が強みの人の特徴

計画の変更にも落ち着いて対応できる

急なトラブルやスケジュール変更があっても焦らずに優先順位を明確にしてから対処することができます。

他人の意見や新しい情報を素直に受け入れられる

自分の考えに固執せず、抵抗感なく視点を切り替えられます。

不確実な状況でも適切に行動できる

明確な指示がない、または情報が不足している場面でも臨機応変に判断しながら動くことができます。

コミュニケーションのスタイルを相手に合わせることができる

相手の価値観やバックグラウンドを即座に把握し、言葉遣いや話し方を柔軟に変えて円滑な対話を促すことができます。

新しいアイデアや手法を積極的に試すことができる

失敗のリスクがあっても、現状に満足せず改善策を模索し成長に繋げることができます。

ストレス耐性が高く強いプレッシャー下でも冷静に振る舞える

プレッシャーや環境の変化によるストレスを上手くコントロールし、必要な判断をぶれずに下すことができます。

「柔軟性」の強みが企業で重宝される理由とは?

ここまで、「柔軟性」が強みの人の定義と特徴をご紹介してきましたが、ここからは「柔軟性」の強みが企業で重宝される理由についてご紹介します。

企業にとってどのような場面で「柔軟性」が活かされるのか、あなた自身の柔軟性が発揮される部分はどこなのか考えながら読んでみて下さい。

環境の変化に迅速に対応できるから

市場の変化や顧客ニーズの変動、テクノロジーの進化等、不確実な時代に適応できる人材は企業にとってリスクを減らす大切な存在です。

チームや組織の潤滑油になれるから

多様な価値観が交わる職場では意見の対立も生まれます。柔軟な対応ができる人材がいると摩擦が緩和され、チームの調和を促進してくれます。

業務の幅が広がりやすいから

固定的な役割に留まらず、新しい仕事やプロジェクトにも前向きに対応できるため活躍の場が広がり、知識も実力も身につけられることで業務の幅が広がります。

問題解決や改善提案に強いから

固定観念に縛られずに物ごとを多角的に考えられるため、柔軟な発想で課題にアプローチしスピード感を持って解決に導くことができます。

変化に強い組織づくりに貢献できるから

柔軟性のある人材が多い組織は、組織としての変化対応力が高まり外部環境の変動にも強くなります。


これらのことから、組織の成長や安定に大きく貢献できる「柔軟性」が強みの人材は重宝されると考えられます。

「柔軟性」の強みを効果的に伝える方法とは?〜言い換え表現20選〜

ここでは、「柔軟性」が強みの人が他の就活生と差別化できる自己PRの方法をご紹介します。

説得力のある自己PR方法「PREP法」を活用する

まずは、面接のみならずビジネスのプレゼンでも使用されている、分かりやすく説得力のある話し方をするためのフレームワークをご紹介します。
下記の順番で自己PRを組み立ててみましょう。

Point(結論・主張)

例:私の強みは柔軟に対応できる力です

Reason(理由)

例: 仕事中に予期せぬトラブルが起きても、冷静に対応できることで、職場の安定につながると考えています

Example(具体例)

例:飲食店のアルバイトでスタッフが急に休んだ際、ホールとキッチンを臨機応変に行き来し、混乱なく営業を続けることができました。

Point(まとめ)

例:このように私は、その場の状況に応じて柔軟に動ける力でチームに貢献できます。


いかがでしたか。PREP法は、論理的に話を組み立てやすく、聞き手側も納得感を持ちやすいというメリットがありますので、是非活用してみて下さい。

「柔軟性」×他の強みを組み合わせましょう

柔軟性だけ、のアピールは他の就活生と被りやすいですが、例えば「柔軟性×行動力」をアピールできるワードや「柔軟性×対応力」のワードなど、複数の強みを掛け合わせてアピールすることで、貴方らしい独自性が出ます。

企業の特性に合わせて「柔軟性」の強みを翻訳しましょう

会社ごとに、自分の柔軟性をどのように活かせるか?を具体的に語ることで、面接官に企業への理解度が高いと思ってもらえます。

「柔軟性」の言い換え表現20選

「柔軟性」が強み、という表現は抽象的なので言い換え表現を使用することもおすすめです。

言い換え表現の例をご紹介します。

  1. 状況に応じて最適な行動を取れる力がある
  2. 環境や変化にすぐ対応できる力がある
  3. 相手の立場に立って考えられる力がある
  4. 臨機応変なコミュニケーション力がある
  5. 変化を前向きに捉えて行動できる姿勢がある
  6. 価値観や考え方の違いを受け入れられる力がある
  7. 視点を切り替えて対応できる思考力がある
  8. 一つのやり方に固執しない対応力がある
  9. 複数の選択肢を柔軟に考えられる力がある
  10. 新しい環境に早く馴染む順応力がある
  11. 他者の意見を冷静に受け止められる力がある
  12. 常に最善策を模索できる対応力がある
  13. 状況に応じて行動を変えられる力がある
  14. 既成概念に捉われない思考力がある
  15. 立場や役割を切り替えられる力がある
  16. 不確実な状況でも冷静に判断できる力がある
  17. その場のニーズを瞬時に見極める力がある
  18. チームや相手に合わせた働き方ができる力がある
  19. どんな変化も受け入れて前進できる適応力がある
  20. 状況を俯瞰し、柔軟に対応できる視野の広さがある

企業に合わせて言い換えて、印象に残る自己PRをしましょう。

職業別「柔軟性」の自己PR例文10選

ここからは、強みの「柔軟性」を魅力的にアピールできる例文を職業別にご紹介いたします。

金融業

私の強みは、状況を俯瞰して柔軟に対応できる視野の広さです。

サークルでイベント運営を担当した際、進行が遅れた場面でも全体の流れを把握し、必要に応じて役割分担を調整するなど柔軟に対応しました。

その結果、トラブルを最小限に抑え、参加者満足度の高い運営に貢献できました。

この経験から、常に全体を見て判断する力を養いました。

貴社に入社後も、多様な情報をもとに冷静かつ的確に行動し、信頼される対応をしていきたいと考えています。

営業職

私の強みは、相手の立場に立って考えられる柔軟性です。

カフェのアルバイトでは、お客様一人ひとりの状況や気持ちに配慮した接客を心がけ、クレーム対応の場面でも丁寧なヒアリングと提案で納得いただけた経験があります。

この経験を通じて、相手のニーズをくみ取り対応する力が身につきました。

貴社の営業職においても、お客様に寄り添った提案を行い、信頼関係の構築に貢献したいと考えています。

接客業

私の強みは視点を切り替えて対応できる柔軟性です。

アパレル販売のアルバイトでは、お客様の反応を見ながら提案の仕方を変えることを意識してきました。

購入目的や雰囲気に合わせて、トレンド重視・機能重視など視点を柔軟に切り替えることで、満足度の高い接客を実現し、売り上げにも貢献できました。

この経験を活かし、貴社で接客業に就いた際も相手に応じた最適な提案で信頼を得られるよう努力します。

企画職・マーケティング職

私の強みは、複数の選択肢を柔軟に考えられる力です。

サッカー部で副キャプテンを務めた際、戦術がうまく機能しない状況で一つの方法に固執せず、選手の特性や相手の戦術を踏まえて複数の戦略を提案・実行しました。

その結果、連敗を脱し、チーム全体の士気向上にも繋がりました。

この柔軟な思考力を活かし、貴社の企画・マーケティング職で多角的な視点で最適な施策を提案していきたいです。

事務職

私の強みは、一つのやり方に固執せず、状況に応じて柔軟に対応できる力です。

サークルで会計を担当していた際、従来の手書き管理に非効率さを感じ、メンバーと相談して簡易的な表計算ソフトを導入しました。

その結果、予算管理の正確性と効率が向上し、引き継ぎもスムーズに行えるようになりました。

状況を見極めて改善案を実行する姿勢は、貴社の事務職に就いた際にも正確かつ効率的な業務推進に活かせると考えています。

総合職

私の強みは価値観や考え方の違いを受け入れられる柔軟性です。

ゼミでは多様な意見が飛び交う中で、対立を避けずに相手の意図を理解しようと努め、議論を円滑に進める調整役を担ってきました。

異なる視点を取り入れることでより質の高い発表内容に繋がった経験から、多様な考えを尊重しながら協力する力を培いました。

貴社の総合職においても、チーム内の調整役として円滑な業務運営に貢献したいと考えています。

広報・PR職

私の強みは、変化を前向きに捉えて行動できる柔軟性です。

大学の広報委員としてイベント運営を担当した際、天候不良で予定していた屋外企画が実施できなくなりましたが、すぐに室内で代替案を企画・発信し、多くの来場者を集めることができました。

状況の変化に柔軟に対応しながら前向きに動いた経験は、貴社の広報・PR職でも臨機応変な情報発信や調整力として活かせると考えています。

コンサルタント職(戦略系・IT系)

私の強みは、臨機応変なコミュニケーションが取れる柔軟性です。

バスケットボール部では、立場や性格の異なる部員との信頼関係構築に努め、相手に合わせて伝え方や接し方を工夫してきました。

特に練習中の意見交換では、後輩には丁寧に、上級生には要点を的確に伝えることで、円滑な連携とチーム力の向上に繋がりました。
この柔軟な対話力を、貴社のコンサルタント職で多様なクライアントとの関係構築に活かしていきたいと考えています。

エンジニア職

私の強みは、視点を切り替えて対応できる柔軟な思考力です。

エンジニアのインターンでは、仕様通り実装しても動作しない問題に直面した際、開発者視点だけでなくユーザーや設計者の立場からも原因を考察し、UIの仕様のミスを特定・改善に繋げました。

この経験を通じて、多角的に物事を捉え柔軟に対応する力を養いました。

貴社に入社後も技術力だけでなく、状況に応じた柔軟な視点で課題解決に取り組みたいと考えています。

クリエイティブ職(デザイナー・ライター)

私の強みは、その場のニーズを瞬時に見極めて柔軟に対応できる力です。

デザイン事務所でのインターンでは、クライアントの要望が曖昧な場合でも、表情や言葉のニュアンスから意図を読み取り、 的確な提案を重ねることで、満足度の高い成果物を製作できました。

相手の期待をくみ取りながら柔軟に表現を調整する力は、貴社のクリエイティブ業務においても活かせると考えております。

ここまで読んでみていかがでしたか。ぜひ、貴方独自の「柔軟性」の強みをアピールして、第一志望の企業への入社を掴み取って下さい。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

作:未貴


【ライタープロフィール】未貴 miki:保険会社とベンチャーキャピタルに勤めた後、配偶者の転勤でイスラエルでの生活を3年半経験。イスラエルと日本の教育の違いに深い関心を持ち、日本の教育現場に携わるようになる。UrSTUDXでマーケティング兼ライターと先生の窓口を担当。