こんにちは。ユアスタのマーケティング兼ライターの未貴です。
自己分析のやり方の中でとても役立つツールのひとつが自己分析シートです。
自己分析シートは自分に合ったシートを選んで活用することで、今までとは違った視点で自分のことを再発見できる可能性があります。
就職活動で最大限にパフォーマンスを発揮するために自己分析シートを活用してみましょう。

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自己分析シートとは?
自己分析シートとは、自分の経験や過去のできごとを振り返りながら、自分の強みや弱み、ものごとに対するモチベーションを再発見するための分析シートです。
自己理解を深めるためにも役に立つツールで、就職活動の筋道を立てることにも繋がります。
この記事では、自己分析シートを用いた自己分析によってどのような再発見があるのか、目的別にどのように自己分析シートを活用すれば良いのかをご紹介します。
自己分析シートを用いた自己分析が何故必要なのか
ここでは、自己分析になぜ自己分析シートを活用する必要があるのかについてご紹介します。
自分では気付かなかった強みを発見できる
自己分析シートは手順に沿って記入することで客観的に自己分析を進めることができるため、今まで気付けなかった自分の強みを発見できる可能性があります。
自分に合った業界や企業を絞り込める
自己分析シートを活用して過去の経験やスキルを洗い出すことによって、自分にはどのような業界や職業や役割が向いているかを見極めることができます。
自己PRで自信を持って話せる内容の整理ができる
自己分析シートの種類によっては、自分の経験や得意分野を書き出していく作業があります。
自分自身を適切に言語化できる力が養えます。
自分が本当に大切にしたい価値観や目標を再確認できる
自己分析シートを活用することで自分の価値観について再確認し、価値観を元に将来への目標設定ができます。
これによって就職活動の軸が定まります。

自己分析シートの鉄板6種類とは?
それでは、自己分析シートを活用することの必要性を理解していただいたところで、自己分析シートの鉄板6つをご紹介します。
自分史
自分史は、幼少期から自分の人生を時系列で振り返り、年表形式に纏める自己分析シートです。
一度も自己分析したことのない人におすすめの方法です。

自分史シートの作成方法
- 横の項目に「年齢や学年」、縦の項目に「エピソード」を記載する
- 「年齢・学年」の欄には印象に残っているエピソードを書き出す
- 年齢ごとのエピソードからポジティブな出来事とネガティブな出来事に分ける
- 分けたエピソードから自分にとってどのようなことで感情が動かされるのか共通点を見つける
作成のポイントと自分史シートから得られること
「自分をアピールしなくちゃ」と肩肘を張らず素直に自分の経験を振り返ることでより深い自己理解が得られます。
エピソードの共通点から、自分の根底にある価値観や強み・弱みを見つけて、どのような職業が合っているのか、どんなキャリアを築いていきたいのかを考えてみましょう。
モチベーショングラフシートの作成方法
今までの人生をモチベーションの高低と共に振り返るシートです。
物事を決断する時に直感を大事にしたいと考える人におすすめの方法です。

モチベーショングラフシートの作成方法
- 縦軸に「モチベーションの高から低」横軸に「年齢/学年」を記載する
- モチベーションの起伏を出来事と合わせて書き込む
- モチベーションの波のプラスの出来事の共通点とマイナスの出来事の共通点を探す
作成のポイントとモチベーショングラフシートから得られること
自分史シートと同様に素直に今までの出来事を書き出してみましょう。
書き出してみることで、自分の人生においてどんな出来事があったときに気持ちが浮き沈みしたのか視覚化して分析することができます。
ライフラインチャート
モチベーショングラフと似ていますが、幸福度・満足度などを時系列にグラフで表すシートです。
自分がどんな時に満足をするのか知りたいと考える人におすすめの方法です。

ライフラインチャートシートの作成方法
- 縦軸を「幸福度/満足度」、横軸を「年齢/学年」を記載する
- 「幸福度/満足度」の起伏を出来事と合わせて書きこむ
- 幸福度の高い経験の共通点を探す
作成のポイントとライフラインチャートシートから得られること
モチベーショングラフはモチベーションの高低に焦点を当てたものでしたが、ライフラインチャートはモチベーションの有無に関わらず満足感を感じている時を分析できるため、自分にとって満足度の高い職業を探す軸を見つけることができます。
入社後のミスマッチを防ぐことができます。
Will・Can・Mustシート
Will・Can・Mustのシートは、自分のやりたいことや好きなこと、社会から求められていることを知り、今後のキャリアについて思考を巡らせるのに役立つシートです。
「心が動くこと」に焦点を当てられる分析で、仕事にやりがいや楽しさが欲しいと考える人におすすめの方法です。

Will・Can・Mustシートの作成方法
- Will:(やりたいこと)=欲求や動機を書き出す
- Can:(できること)=経験や能力、スキルや強みを書き出す
- Must:(やるべきこと)=社会が必要としていることを書き出す
- 全て書き出したら、そこからどんな仕事が合っているか考えましょう
作成のポイントとWill・Can・Mustシートから得られること
CanだけではなくCannotも考えると自分の足りないことが見えてきて、課題が分かります。
Will・Can・Mustを満たす仕事に就けば、得意で好きなことに携わることができて、且つ社会からもニーズのある仕事のためやりがいを感じながら働くことができます。
ikigaiチャート
Ikigaiチャートは「好きなこと」、「得意なこと」、「得たい報酬」、「社会貢献になること」という4つの視点から自己分析をするシートです。
充実感を持って生き甲斐を感じながら働ける仕事を探すことが目的です。

ikigaiチャートシートの作成方法
- 「好きなこと」、「得意なこと」、「得たい報酬」、「社会貢献になること」を書き出す
- 4つの視点から分析したらそれぞれの要素を組み合わせて、網羅できる仕事を考える
作成のポイントとIkigaiチャートシートから得られること
深く考えると煮詰まってしまうため、直感的に感じたままをどんどん書き出しましょう。
4つの項目を網羅する仕事に就くことで、長期的に生き甲斐を感じながら働くことができます。
マインドマップ
マインドマップは自分を中心に置き、放射線状にキーワードを広げていく分析シートです。
「好きなこと」、「苦手なこと」、「得意分野」などのテーマごとに関連するキーワードを出し、各キーワードに「なぜ?」を繰り返し考えることで自分の思考を深掘りできます。
自分のやりたいことや興味関心の方向性を具体化したいと考える人におすすめの方法です。

マインドマップシートの作成方法
- 具体化したいことのテーマを左端に書き込む
- テーマに対してキーワードを箇条書きする
- キーワードに対して「なぜ?」と思ったことを箇条書きする
作成のポイントとマインドマップシートから得られること
目的意識に捉われずテーマに集中して取り組んでみましょう。
1つのテーマから深掘りしていくことで思考や発想を広げることができるため、仕事に対して求めることや、キャリアビジョンを明確にできます。
自己分析シートを就活に活かす方法とは?
ここまでは自己分析シートを活用する意義と、それぞれの自己分析シート作成から何を得ることができるのかについてご紹介してきました。
ここでは、自己分析シートを就職活動で活かす方法をご紹介します。
自己分析シートから就活の軸を明確にする
自己分析シートが作成できたら、その情報をもとに就職活動の軸を明確にしておきましょう。
自己分析シートから見えてきた自分の価値観や興味関心を整理すると、就職活動で譲れないポイントが浮かび上がってくることでしょう。
例えば「常に成長できる職場で働きたい」、「若いうちに海外で活躍したい」、「社会貢献がダイレクトにできる環境で働きたい」等、企業や職業を選択する上で決定的な軸が設定できるでしょう。
就職活動の軸が明確になれば、あとは自分とマッチする企業を選ぶ段階に進めます。
自己PRで用いるために分析結果を言語化する
自己分析シートが完成したらそのままにせず、具体的に言語化することが大切です。
具体的には自分のどんな強みを活かして何をしたいのか、考えましょう。
言語化することで、面接官も貴方が会社で活躍するイメージを持つことができます。

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最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
作:未貴
【ライタープロフィール】未貴 miki:保険会社とベンチャーキャピタルに勤めた後、配偶者の転勤でイスラエルでの生活を3年半経験。イスラエルと日本の教育の違いに深い関心を持ち、日本の教育現場に携わるようになる。UrSTUDXでマーケティング兼ライターと先生の窓口を担当。