こんにちは。ユアスタのマーケティング兼ライターの未貴です。
傾聴力はどの業界でも部署でも求められる強みのため、入社後に重宝されます。
しかしその分、多くの就活生がアピールすることが考えられるため、ぜひ他の就活生と自己PRの差別化を図ることで、内定を勝ち取りましょう。
こちらの記事では、傾聴力がある人の特徴から、自己PRで傾聴力を伝える時の必勝法、自己PR例5選をご紹介します。

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傾聴力とは?傾聴力が高い人の特徴をご紹介
傾聴力を自己PRでアピールしたいけれども、自分の強みが本当に傾聴力なのか確信が持てない、という方もいるかと思います。
そのため、ここでは傾聴力が高い人の特徴を4つご紹介します。
共感性が高い
傾聴力の高い人は、共感性が高く自分が体験した話でなくても、相手から話を聞いて気持ちを読み取り共感することができます。
あいづちが上手
傾聴力の高い人は、相手の話を遮らずに気持ちの良いあいづちをすることができます。
楽しかったり嬉しい話を聞いているときは明るい反応を返し、悲しかったり辛い話を聞いている時は相手に寄り添ってあいづちを少なくしたり、眉を下げて話を聞くことができます。
相手の本音を引き出すのが得意
傾聴力の高い人は、相手にもっと話したいと思わせることができて深い話ができます。
話し手に熱心に話を聞いている姿が伝わると、安心して心を開いてくれます。
貴方が誰かと話していて深い話になることが多ければ傾聴力が高い人だと言えます。
質問をするのが上手
傾聴力の高い人は、相手の話を引き出すために質問力が高いことも特徴です。
相手の話を膨らませるために『はい』、『いいえ』では答えられないオープンクエスチョンを駆使して会話を広げることができます。
適切なタイミングでの質問は、相手に興味や好意を伝えることができます。

傾聴力が強みの人を企業が求める理由とは?
傾聴力がビジネスの場でどうして求められるのかについて、具体的な理由をご紹介します。
信頼関係を構築しやすいから
傾聴力の高い人は、取引先や社内の人から好印象をもたれやすく信頼を得やすいという特徴があります。
相手のニーズを引き出せるから
傾聴力の高い人は、顧客から潜在的なニーズを引き出しやすいという強みがあります。
顧客の潜在的なニーズを引き出すことができれば競合他社と差別化が図れます。
チームの業務を円滑に進められるから
傾聴力の高い人は、チームでの業務で他メンバーとのコミュニケーションが上手く取れます。
時には自分と異なる意見でも丁寧に聞き議論を活性化させることができ、業務を円滑に遂行することに一役買ってくれます。
傾聴力の強みを自己PRで伝える時の必勝の構成とは?
強みが傾聴力であることについて面接で自己PRをする時に、面接官からの評価が高くなる伝え方の構成をご紹介します。
結論から話す
まず、自分の強みを伝えます。
例:私の強みは傾聴力があることです。
エピソードを話す
いつどのように発揮したのか、どのようにして身についたのかを伝えます。
エピソードを話す時の流れ
1.問題が生じた出来事を話す→2.解決のためにとった行動を話す→3.結果・学びを話す
1.問題が生じた出来事
カフェでアルバイトしていたが、オープン作業のメンバーとクロージング作業のメンバーとが、自分たちの時間の仕事の役割の負担が大きいことに不満を持っていた
2.解決するためにとった行動
オープニングメンバーとクロージングメンバーそれぞれから、不満に思っていることを聞き、折衷案を考えて提案してみた
3.結果・学び
それぞれの業務負担がより明確になったことで、お互いに尊敬の気持ちを持ちながら業務に集中できるようになった
仕事での活かし方を話す
自分が企業に就職したらどのように強みを活かして働きたいのか、企業にどのように貢献できるのかを伝えます。
企業は自己PRの内容が仕事での再現性があるのかを知りたいと思っています。
例:これらの経験から、強みである傾聴力を活かしチームを纏めることで業務が円滑に遂行されるよう行動していきたいと考えております。

傾聴力の自己PRは『傾聴力+〇〇』が良い理由とは?
冒頭でも記載しましたが、傾聴力は就活生に人気の強みのため、面接官の印象に残るよう他の就活生と差別化を図ることが大切になってきます。
ここでは、傾聴力と相性の良い+αの強みをご紹介します。
課題解決能力
課題解決能力とは、課題を的確に分析し原因を究明して解決策を提示する能力のことを言います。
傾聴力が高い人は、相手の話を深く理解し問題の本質を見極めることが可能なため、+αとして相性の良い力と言えます。
企画力
企画力とは、得た情報を基に新しいアイディアを生み出して実行に移す力です。
相手の課題やニーズを理解して、解決に繋がる具体的な企画を立案することが求められます。
傾聴力が高い人は、相手のニーズを引き出すことが得意なため、+αとして相性の良い力と言えます。
決断力
決断力とは、客観的なデータと主観的な意見をバランスよく取り入れて、最適な答えを出せる能力のことを言います。
傾聴力が高い人は、傾聴力を用いて集めた情報を基に最適な判断を下すことに活用できるため、+αとして相性の良い力と言えます。
行動力
行動力とは、目的に対して自分がイメージしたことを積極的に行うことができる能力のことを言います。
行動力については今までと視点を変えて「傾聴力で得た情報を活かして行動した結果〇〇という成果に繋がった」であったり
「〇〇の課題を解決するために行動した結果、傾聴力が身についた」のように使用する方法もあります。
+αで活用しやすい力と言えます。

傾聴力+αの強みを効果的に伝える自己PR5選
ここまでは、傾聴力の高さをアピールする時に、他の学生との差別化を図るためにも+αで相性の良い強みをご紹介しました。
ここからは、傾聴力+αの強みで効果的にアピールできる自己PR例文5選をご紹介致します。
傾聴力+課題解決能力
私の強みは課題を解決する能力と皆の意見を引き出す傾聴力です。
私は1年生の頃から携帯ショップでアルバイトをしているのですが、お客様からのアンケートに「店に入りづらい」、「スタッフの愛想が悪い」と書かれていることがあり、接客に問題を感じていました。
そこで、スタッフが勤務時間内に多店舗の見学に行けるように店長に掛け合い、スタッフが客観的に同業者の接客を観察できる機会を設けました。そして、各自が気付いた内容をミーティングで話し合いました。
その結果、スタッフからは「まず笑顔を心がけたら良いのではないか」、「入店されたお客様にすぐに一言声をかけに行けば良いのではないか」等の発言が出ました。
スタッフが主体的に接客について考えて実行したことで、その後のアンケートに接客態度の悪さが指摘されることが激減しました。
貴社に入社後も、課題を解決する力と傾聴力を活かし職場環境を整え、貴社の売上に貢献できるよう尽力してまいります。
傾聴力+企画力
私の強みは、周りの意見に耳を傾け新しい企画を立てる力です。
私は1年生の頃からテニスサークルに所属しています。
私が入った頃は新しいサークルだったのでメンバーは10人しかいませんでした。
しかし、徐々にメンバーは増えて私が3年生の頃には50人の大所帯のサークルになりました。
人数が増えたことで、同じサークルのメンバーの名前と顔が覚えられないという話を聞くようになり、このままだと人間関係が希薄なサークルになってしまい、人が離れてしまうと危機感を感じました。
そこで、8月に合宿を企画すると8割のメンバーが参加をしてくれました。
学年を超えた交流ができるサークルになったことで、上級生が下級生の就職活動の相談にも乗るような温かい雰囲気のサークルになりました。
貴社に入社後も、積極的に顧客の話に耳を傾けニーズを引き出し、新しい企画を立案することで売上に貢献いたします。

傾聴力+企画力
私の強みは市場や顧客のニーズを捉え、新しい企画を立案できる傾聴力と企画力です。
私は昨年マーケティングの会社のインターンに参加しました。
そこでは、どんなに少数派の声も逃さないようにし、市場や顧客のニーズから今あるものの課題を把握するように意識して取り組みました。
その結果、見えた課題から新しい企画を立案する際には、具体的な改善提案ができて、高い評価をいただくことができました。
これらの経験を通じて培った傾聴力と企画力を活かし、貴社の売上に貢献できるよう尽力いたします。
傾聴力+決断力
私の強みは相手の話を冷静に受け止め、課題に対する解決策を素早く提案できる決断力です。
私は1年生の頃からカフェでアルバイトをしていました。
ある時クレームの対応を任された時、お客様は酷くご立腹でした。
しかし、まずはしっかりと話を伺い共感の姿勢を示したことで、冷静に話をしていただけるようになりました。
結果として、謝罪と共に今後のサービス改善の提案を行ったところ、笑顔で退店していただくことができました。
この経験を通じて、相手の気持ちに寄り添って話を聞くことの大切さと、すぐに次のアクションを決断して実行することの大切さを学びました。
貴社でも私の強みである傾聴力とすぐにアクションに移せる決断力を活かして、お客様と貴社の売上に貢献いたします。
傾聴力+行動力
私の強みは一人ひとりに寄り添って意見を吸い上げる傾聴力と、課題を見つけ応える実行力です。
私は1年生の頃から塾のアルバイトをしています。
ある時、担当生徒の成績が伸びずに悩んでいました。
原因を考えると、私が効果的だと思う勉強法ばかり生徒に指導してしまっていたことに気付きました。
そこで、面談で生徒の好む勉強スタイルを把握し、月に1回生徒と目標を決めて取り組むことにしました。
一人ひとりに合った指導法に切り替えたことで、生徒が効率よく勉強に励むことができて、担当生徒の9割が志望校に合格することができました。
貴社に入社後も、お客様の声に耳を傾けてニーズを引き出して改善策に向かって行動することで、貴社やお客様に貢献いたします。
強みの例文はいかがでしたでしょうか。
ぜひ、貴方の強みが就職先でどのように活かせるかを具体的に伝えて、選考を勝ち抜いて下さい。
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最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
作:未貴
【ライタープロフィール】未貴 miki:保険会社とベンチャーキャピタルに勤めた後、配偶者の転勤でイスラエルでの生活を3年半経験。イスラエルと日本の教育の違いに深い関心を持ち、日本の教育現場に携わるようになる。UrSTUDXでマーケティング兼ライターと先生の窓口を担当。