【就活対策】コミュニケーション能力が強みの自己PR 例文8選〜コミュニケーション能力とは何か、についてもご紹介します〜

こんにちは。ユアスタのマーケティング兼ライターの未貴です。

コミュニケーション能力の高さは、就業するうえで必要不可欠なスキルの1つだと言えます。

企業はコミュニケーション能力の高い人材を欲しいと考えていますが、強みをコミュニケーション能力と答える就活生は多いため、面接官の印象に残る自己PRができるようにしたいところです。

今回は、まずコミュニケーション能力とは何なのかを理解したうえで、印象に残る自己PRを組み立てていく方法をご紹介します。


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コミュニケーション能力とは何か

まず、コミュニケーション能力とは何か、について大きく4つのカテゴリーに分けてご紹介します。

伝える力

・自分の意見や仕事の進捗度合いを、必要な語彙力を用いて人に伝えることができる。

・相手のレベルに合わせて分かりやすく伝えることができる。

聞く力

・相手の言葉に耳を傾け、正しく理解することができる。

・相手の話を遮らずに最後まで聞くことができる。

交渉する力

・自分の意見と相手の意見を調整して、双方が納得できるところに落とし込むことができる。

信頼関係を構築する力

・分からないことはすぐ質問をして疑問を解消することができる。

・相手の立場に立って物事を考えられる。

・非言語コミュニケーション能力に優れている。(笑顔や声のトーン、適切なタイミングでの相槌など)

企業がコミュニケーション能力の高い人材を欲しがる理由

記載した内容からも分かるように、コミュニケーション能力が高いと社内だけでなく、社外とも良好な関係を築きやすくなります。

職種によってもコミュニケーション能力のどの分野が評価されるのかは異なるため、職種別にご紹介いたします。

営業職

自社の製品やサービスを企業や顧客に販売するためには、製品やサービスにメリットを感じてもらう必要があります。

企業や顧客が今感じている課題は何かを見つけ出し、それに応じたプレゼンテーションを行えるコミュニケーション能力が求められます。

ITエンジニア

大きなプロジェクトの時は、多くの人と作業を分担して進捗状況を共有し、納期を守る必要があります。

対面よりもチャットでコミュニケーションを取る社風の会社も多いため、文章で上手く伝えられるコミュニケーション能力なども求められます。

事務職

事務職といっても様々な部署での業務があります。例えば、営業の事務の場合は営業の方と連携して書類の準備をする業務があるかもしれません。

経理の事務の場合は経費申請の不備を見つけたら、担当の方にコミュニケーションをとって修正をお願いしないといけません。

縁の下の力持ちとして、先回りした対応の取れるコミュニケーション能力や、言いづらいことも適切なタイミングで質問できるコミュニケーション能力が求められます。

コミュニケーション能力が強みの自己PR8選

コミュニケーション能力のそれぞれ長けているところに分けて、自己PR例をご紹介します。

伝える力が強みの自己PRの例

サークルでの経験

私の強みは、人に分かりやすく話を伝えられることです。

その強みは、大学時代のテニスサークルでサークル長をしていた時に身につけました。

私は幼い頃から新聞や本を読むことが好きで、その影響で語彙力を養うことができました。

しかし、相手に合わせずに新聞や本で養った言葉を使っていたら、仲間から「話している意味が分からない」と言われてしまいました。

そこで始めて、相手に伝わる話し方をすることの重要性に気づきました。

それからは、論理的に話す方法について本を読んで、相手に伝わるように簡潔に話す方法を学び、使う言葉を噛み砕くことで相手にストレスを与えずに話せるようになりました。

貴社に入社後は、専門分野の異なる方と話す場合にも私自身の“人に分かりやすく伝えることのできる強み”を活かして活躍したいと考えております。

アルバイトでの経験

私の強みは、人に分かりやすく物事を伝えられることです。

その強みは、大学1年生から3年生の間に、学習塾で中学受験を目指す子ども向けに家庭教師のアルバイトをしているなかで身につけることができました。

家庭教師のアルバイトを始めた頃は、小学生を相手にどのように話せばいいのか、自信が持てず悩みました。

自分の頭で理解していても、小学生の分かる語彙で分かりやすく伝えることに苦労しました。

受けもった生徒さんも、私の説明が理解できなくてつまらないのか、途中で集中力を切らしてしまうこともありました。

そこで、小中学生をターゲットにした教育番組を視聴するようにしたことで、例え話を交えながら面白く話を伝える方法を学びました。

それからは、小学生の生徒さんに飽きずに集中して勉強に取り組んでもらえるようになり成績が上がったことで生徒さんと親御さんから感謝されました。

貴社に入社後は、年齢や専門分野の異なる方と話す場合にも私自身の“人に分かりやすく物事を伝えることのできる強み”を活かして活躍したいと考えております。

聞く力が強みの自己PRの例

部活での経験

私の強みは、聞く力が優れていることです。

その強みは、大学1年生から3年生の間に所属していた新聞部で身につけました。

新聞部は、月に1回の学内新聞を刊行していました。

私は、学内で面白いトピックを見つけて当事者にインタビューをしたものを記事にするチームのメンバーになりましたが、始めのうちはインタビュー相手から本音を聞き出せていないような気がしてもどかしい気持ちになることが多くありました。

毎回相手を緊張させてしまっているように感じていたのです。

そこで、インタビュアーのいるYouTubeを見て研究をして、相手の話を同調しながら聞き、気持ちよく話を聞き出す方法を学び、実践するようにしました。

それからは、自信を持ってインタビュアーを務めたことにより、立ち上がったばかりの演劇サークルの代表へのインタビュー記事が面白いと評判になり、今年は新聞部の優秀賞を獲得しました。

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アルバイトでの経験

私の強みは、傾聴力があることです。

その強みは大学1年生から3年間続けているカフェのアルバイトで身につけました。

カフェのアルバイトでは主にウェイターとして表で接客をしているのですが、コーヒーの温度によくクレームを言う常連の男性の方がいました。

始めのうちは謝罪の言葉を申し上げるばかりでしたが、だんだん相手の方の表情を見ながら相槌の言葉を変化させて耳を傾けることができるようになってきました。

すると、その方ばかりか他にクレームを言う方も、私が対応すると”こと”が大きくならず、納得された様子でお店を後にするようになり、お店の中でもクレーム対応として頼られる存在になりました。

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交渉力が強みの自己PRの例

部活での経験1

私の強みは、交渉する力に長けていることです。

その強みは大学のダンス部で身につけました。私は現在もダンス部で副部長をしています。

去年、大会に向けて練習に励んでいる時に部内の雰囲気が悪くなってしまったため、部長と話し合ってメンバーに個人面談を行うことにしました。

それによって、数名の部員が大会のダンスのポジションに不満があり、練習に身が入っていないことが原因であると分かりました。

そこで、モチベーションの下がっているメンバー1人ひとりと、今季の大会が終わるまでの目標を一緒に作成し、彼らにやりがいを見出してもらえるようにしました。

結果的には、全員全力で練習に取り組んだお陰で部内の雰囲気は良くなり、大会で良い成績を収めることができました。

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部活での経験2

私の強みは交渉力が高いことです。

その強みは、大学のアメリカンフットボール部で身につけました。

アメリカンフットボール部は、遠征費用や防具の購入代の一部を地元の企業や商店にスポンサーになっていただくことで賄っています。

そのため、毎年スポンサーの方々に契約を継続していただくことと、新規でスポンサーを探すことは部活の練習と並行して、重要なことのひとつでした。

私は選手の中のスポンサー担当の代表だったため、いかに効率よくスポンサーからの費用を増やすかを考え、既にスポンサーをしていただいている企業や商店から昨年より10%多く費用を出していただくことを目標として、新しい企画をしました。

それは、アメリカンフットボール部の1万人がフォローしているSNSで、スポンサー企業や商店に選手が足を運ぶ動画を流すことや、定期的に商品のプロモーションをするというものでした。

SNSを利用していない企業や商店もあったため、最初のうちは手応えがありませんでしたが、SNSを始めるところからサポートをしました。

結果的に、その企画は多くの方に興味を持っていただけて目標の10%増を達成することができました。

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信頼関係を構築する力が強みの自己PRの例

部活での経験

私の強みは、どんな人とでもコミュニケーションを取り、信頼関係を構築する力です。

その力は、大学のバスケットボール部で身につけました。

私は2年生の頃からバスケットボール部のキャプテンを務めています。

私が部活に入った当初は、公式戦で一度も勝利をしたことがありませんでしたが、県大会に出場することを目標に掲げていました。

目標を達成するには、チームワークを高めることが必要だと感じて、月に1日は部員揃って遊ぶ日を作り、絆を深めることに重きをおきました。

私自身も、部員と平等にコミュニケーションを取るように心がけました。

そうしたことで仲間の信頼感が増し、半年ほど経った頃には大事な局面でのミスが激減しました。

そして目標だった県大会に出場することができました。

このことから、普段から仲間とコミュニケーションを取り信頼関係を築くことが、最高のパフォーマンスを発揮することに繋がるということを実感しました。

貴社に入社後も強みである信頼関係を構築する力を活かして、職場で良好な人間関係を築くことで、チームの最高のパフォーマンスを引き出し貴社の売上に貢献します。

アルバイトでの経験

私の強み、相手の立場に立って物事を考えらえることです。

その力は、大学1年生から働いているカフェのアルバイトで身につけました。

ある時、常連のお客さまの声が枯れていたのでどうしたのか聞くと、風邪をひいて扁桃腺が腫れてしまったとのことでした。

いつもホットコーヒーを頼まれるお客様でしたが、カフェインが少なく喉に優しいカモミールティーラテに、お店に置いてあるハチミツを入れて飲むことをおすすめしてみました。

すると、しばらく毎日カモミールティーラテのハチミツ入りを飲んでくれたそうで、全快した後に「あなたのお陰で、喉が早く良くなったよ。」とお礼の言葉をいただきました。

その経験から、相手の立場に立って物事を考えて、その時にニーズのあるものをおすすめすることで、相手に受け入れてもらえることを実感しました。

貴社に入社後は営業職を希望しております。私の強みである相手の立場に立って考えられる強みを活かし、顧客のニーズを察知することで適切な商品をご案内し、貴社の売上に貢献します。

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最後まで、ご覧いただきありがとうございました。

作:未貴


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【ライタープロフィール】未貴 miki:保険会社とベンチャーキャピタルに勤めた後、配偶者の転勤でイスラエルでの生活を3年半経験。イスラエルと日本の教育の違いに深い関心を持ち、日本の教育現場に携わるようになる。UrSTUDXでマーケティング兼ライターと先生の窓口を担当。