こんにちは。ユアスタのマーケティング兼ライターの未貴です。
年明けからあっという間に2月になり、3月からはいよいよ就職活動もスタートですね!
就職活動の準備で“強み”を伝える対策はできているけれども、“弱み”の伝え方に自信がない、という話をよく聞きます。そこで今回は、“弱み”の見つけ方や“弱み”を“強み”に言い換える例をあげながら、面接で面接官に好印象を与える方法をご紹介いたします。
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面接官が弱みを聞く理由
弱みはマイナスな情報なので、面接で聞かれた時に回答が憚られる方もいるでしょう。
しかし、企業からの質問は全て目的があってのことです。面接官が弱みを知りたいと思うのには主に2つの理由があると考えられます。
企業の特徴にマッチするか見極めたい
社風や雰囲気に合っているかを、この質問から探ろうとしています。
弱みの内容によっては仕事に影響を及ぼしてしまうこととなり、入社後のギャップに繋がります。企業はミスマッチを減らしたいと考えています。
自分のことを客観視し、努力する姿勢があるか知りたい
弱みとの付き合い方を通じて「自分を客観視して苦手とも向き合い成長できる人か」を、この質問から探ろうとしています。
自分の弱みと向き合い、克服する努力ができなければ成長ができません。それは入社後に困難なことに直面した時にも同様のことが言えるからです。
①②のことから、志望している企業の業務内容を研究して、そぐわない弱みを明言しないよう気をつけること、自身の弱みをしっかり理解し「短所の克服のためにどのような課題を感じて対策しているか」ということを説明できることが大切です。
面接官が“強み”を聞く理由については、こちらの記事をご覧下さい。
「自分の強みの見つけ方〜就活ですぐ実践できる自己分析と自己PR」
弱みを見つける4つの方法
弱みが思い浮かばない場合の4つのコツをご紹介します。
自分の強みから考えてみる
強みと弱みは表裏一体です。そのため、弱みは強みを手がかりに探してみることもおすすめです。例えば、強みが“忍耐力がある”の場合は弱みを“諦めが悪い”と言い換えることができます。
ぜひ、本文の下記に纏めた「弱みを強みに言い換える例30 一覧」から当てはまるものを見つけてみて下さい。
自分の苦手なことや嫌いなことから考えてみる
自分の苦手なことを思い浮かべてみましょう。例えば、記憶力があまり優れていないと自覚がある場合は、“記憶力が低い”弱みになります。
計画を立てて物事を進めることが得意でない場合は、“計画性がない”が弱みになります。
こちらに関しても、ぜひ本文の下記に纏めた「弱みを強みに言い換える方法」から当てはまるものを見つけてみて下さい。
他己分析を活用する
弱みを知るには身近にいる親しい人に聞いてみるのも良いです。両親や兄弟、幼い頃からあなたのことをよく知る人に質問してみましょう。周りから見た自分の客観的な弱みを知ることができます。
自己分析ツールや講座を活用する
弱みを考えているうちに、強みの方までブレてきてしまい行き詰ってしまうということはよくあります。そういう場合は自己分析ツールを活用してみましょう。
なぜなら、弱みを考えているうちに行き詰ってしまったということは、自己分析が足りていない可能性があるからです。
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面接の時の弱みの伝え方の鉄則とコツ
面接で弱みを伝える時の鉄則とコツをお伝えします。
ー 弱みを伝える時の鉄則 ー
弱みを答えて満足せず克服する姿勢を見せる
企業は弱みを聞くことで、短所と向き合える人物かを見ています。そのため、弱みを話した後は克服するために向き合った出来事や、克服のためにどうしているか、といったことを伝えられるようにしましょう。
「弱みはありません」はNG
弱みが無い人はいません。そのため素直に伝えるようにしましょう。
「弱みはありません」と答えると自己分析できていない人、という印象を残してしまいます。
ー 弱みの伝え方のコツ ー
まずは結論から述べましょう。就職活動では弱みの伝え方に限らず結論ファーストを心がけましょう。
伝える順番としては下記がおすすめです。
①私の弱みは〇〇です。
②弱みの具体的なエピソードを話す。
③弱みを普段どうやってカバーしているのかポジティブに話す。
または、①②まで話したら③で弱みを強みに言い換えて仕事に活かせるアピールをすることもおすすめです。
弱みを強みに言い換える例30 一覧
弱みを強みに言い換える表現方法は様々です。下記の一覧を参考にしてみて下さい。
【弱みを強みに言い換える例 30】
※弱み→強み の流れで記載します
・プライドが高い → 上昇志向が強い、自分に厳しい
・理屈っぽい → 論理的に考える、筋道を立てて考えられる
・飽きっぽい → 好奇心旺盛、流行に敏感
・繊細・神経質 → 感受性が強い、思いやりがある
・自己主張が強い → 意見を持っている
・意志が弱い → 他者の意見を尊重できる
・不器用 → 真面目、実直
・ネガティブ思考 → 慎重に考える、多様な角度から考えられる
・お調子者 → 明るい、周囲へ配慮できる
・臆病 → 慎重に行動できる
・寡黙 → 落ち着きがある、感情をコントロールできる
・無鉄砲 → 行動力がある、アクティブ
・執念深い → 忍耐力、粘り強く最後までやり通す力がある
・図々しい → 人の懐に入るのが上手い、交渉力がある
・他人に厳しい → 責任感がある、向上心がある
・完璧主義 → 几帳面、質の高い仕事ができる
・無関心・冷淡 → 周囲に流されない
・協調性がない → 主体性がある
・人見知り → 慎重、時間をかけて深い人間関係が築ける
・負けず嫌い → 向上心がある
・緊張しやすい → 真面目、周到な準備ができる
・優柔不断 → 慎重、思慮深い
・心配性 → 責任感が強い、計画性がある
・面倒臭がり → 効率的、合理的
・頑固・気が強い → 信念を持っている、芯が強い
・せっかち → 決断が早い
・マイペース → おおらか、落ち着いている
・生意気 → 自信がある、主体性がある
・こだわりが強い → 質の高い仕事ができる、他人に流されない
・目立ちたがり → 主体性がある、流行に敏感
弱みを強みに言い換える例文
【弱み】負けず嫌い→【強み】向上心 に言い換えた例
私の弱みは”負けず嫌いなところです。
”大学で始めたカフェのアルバイトでは、バーを担当していた時間帯に沢山のドリンクの注文が入って、1人で対応できなかったことや、ヘルプで入ってくれた先輩と上手く連携してドリンクを作成できなかったことが悔しく、その日の勤務時間は笑顔を作ることができず先輩に注意を受けました。
それから、シフトに入る時間を増やし、勤務時間の前後にドリンク作りの練習に励んだことで、アルバイトを始めて2年目の時には、混む時間帯のバーの管理者として後輩を助ける役目ができるようになりました。
悔しくて表情に出してしまったことを反省して、向上心を発揮したことで成長できたと感じられました。
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作:未貴
【ライタープロフィール】未貴 miki:保険会社とベンチャーキャピタルに勤めた後、配偶者の転勤でイスラエルでの生活を3年半経験。イスラエルと日本の教育の違いに深い関心を持ち、日本の教育現場に携わるようになる。UrSTUDXではマーケティング兼ライターと先生の窓口を担当。