こんにちは。ユアスタのマーケティング兼ライターの未貴です。
就職活動において「計画性」のある学生は、多くの企業にとって魅力的な資質のひとつです。
今回は、計画性を効果的にアピールする方法と、印象に自己PRを作るためのコツ、さらに実際に使える例文をご紹介します。
他の就活生と一歩差をつける自己PRを目指していきましょう。

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強みが「計画性」の人の特徴4選
ここでは強みが「計画性」の人の特徴をご紹介します。
段取りが得意
何を・いつ・どうやるかを事前に明確にし、無駄なく効率的に行動ができます。
計画を立てること自体が得意で、スケジュール通りに物事が進むと安心します。
時間管理に厳格
締め切りや予定の順守に強いこだわりがあります。
遅刻や急な変更を好まず、時間を守ることを他人にも求める傾向があります。
リスクを事前に想定する
何か起きたらどうするか?を先回りして考え、トラブルへの備えを怠りません。
最悪の事態を想定して行動します。
ルールや秩序を重んじる
日常生活でも職場でも、ルールや規律に従うことに価値を感じます。
即興的な対応より、整った手順や仕組みの中で力を発揮します。

強みが「計画性」の人を企業が求める理由4選
強みが「計画性」の人を企業はどうして求めるのでしょうか?
自分の強みをどのようにアピールすれば面接官の印象に残るのかを俯瞰してみるためにも、企業が求める「計画性」への理解を深めましょう。
ここでは、強みが計画性の人を企業が求める理由を4選ご紹介致します。
安定した成果を出せるから
計画性のある人は、事前にスケジュールやタスクを細かく管理するため、ムラのない安定した成果を出しやすく、組織全体の信頼に繋がります。
納期・締め切りを守るから
期日を厳守する意識が強く、プロジェクトの進行がスムーズになります。
取引先や社内の信頼関係構築にも大きく貢献することが期待できます。
リスク管理ができるから
トラブル対応も冷静に対処する準備ができているので、業務の混乱や損失を最小限に抑えることができます。
チーム運営に貢献できるから
タスクの優先順位付けや進行管理が得意なため、マネジメントやサポート役としても信頼されやすく、チーム全体の生産性向上に寄与します。
企業が「計画性」を強みとする人を求める理由は、業務の安定性や成果の再現性を重視する観点から、というのがよく分かります。

強みが「計画性」の人の効果的な自己PRの方法とは?
ここでは、「計画性」が強みの人が他の就活生と差別化できる自己PRの方法をご紹介します。
説得力のある自己PR方法「PREP法」を活用する
まずは、面接のみならずビジネスのプレゼンでも使用されている、分かりやすく説得力のある話し方をするためのフレームワークをご紹介します。
下記の順番で自己PRを組み立ててみましょう。
Point(結論・主張)
例:私の強みは計画性を持って物事を進められることです。
Reason(理由)
例:なぜなら事前にスケジュールやリスクを考慮して行動することで、安定した成果を出すことができるからです。
Example(具体例)
例:例えば、大学のゼミ発表会では、準備段階で全体の作業工程を分割し、期限ごとに進捗管理表を作成しました。
その結果、全員が役割を果たし、トラブルなく発表を成功させることができました。
Point(まとめ)
例:このように、私は計画性を活かして物事を着実に進めることができるため、組織でも安定した成果を出し、貴社に貢献できると考えています。
いかがでしたか。PREP法は、論理的に話を組み立てやすく、聞き手側も納得感を持ちやすいというメリットがありますので、是非活用してみて下さい。
「計画性」×他の強みを組み合わせましょう
計画性だけ、のアピールは他の就活生と被りやすいですが、例えば「計画性×協調性」や「計画性×主体性」など、複数の強みを掛け合わせてアピールすることで、貴方らしい独自性が出ます。
企業の特性に合わせて「計画性」の強みを翻訳しましょう
会社ごとに、自分の計画性をどのように活かせるか?を具体的に語ることで、面接官に企業への理解度が高いと思ってもらえます。
「計画性」の言い換え表現を使いましょう
「計画性」が強み、という表現は抽象的なので言い換え表現を使用することもおすすめです。
言い換え表現の例をご紹介します。
- 戦略的に物事を進められる
- 論理的にゴールまで導ける
- 目標から逆算して行動できる
- スケジュール意識が高く、責任感を持って取り組める
- 状況に応じた臨機応変な計画修正が得意
- 物事を可視化して整理するのが得意
- 先を見越した準備と行動ができる
- スケジュールや工程を自分で組み立てられる
受ける企業に合わせて言い換えて、印象に残る自己PRをしましょう。

強みが「計画性」の人の職業別自己PR7選
ここからは、強みの「計画性」を魅力的にアピールできる例文を職業別にご紹介いたします。
営業職
私の強みは目標から逆算して行動を組み立てる実行力です。
大学ではゼミ活動の広報担当として、週単位でタスクを管理し、SNSフォロワー数を3ヶ月で150%に伸ばしました。
このように、数値目標に対して計画を立て、行動と改善を繰り返す力を貴社の営業職でも活かしたいと考えています。
接客業
私の強みは段取り力です。
アルバイト先のカフェでは、来客数の多い土日に向けて事前にスタッフ配置や備品準備を見直した結果、ピーク時の提供時間を平均3分短縮できました。
業務の流れを先読みし、効率よく対応する力を貴社の接客の現場でも活かしていきたいと考えています。
企画職・マーケティング職
私の強みは戦略的思考力です。
大学のイベント企画では、ターゲット層に合わせたプロモーション計画を立て、SNS広告の掲載タイミングを最適化した結果、来場者数を前年比25%増加させました。
貴社に入社後もデータを基に計画を立て、結果を検証し改善策を講じることで、より効果的なマーケティング活動を推進していきます。
広報・PR職
私の強みは情報発信の段取り力です。
飲食店でのアルバイトでは、季節限定のメニューの販促を任され、SNS投稿の内容とタイミングを計画的に管理しました。
その結果、投稿開始から1週間で注文数が通常の2.2倍に増加しました。
貴社に入社後も、発信目的に応じて戦略的に行動し、結果に繋がる力を広報・PR業務でも活かしたいと考えています。
コンサルタント職(戦略系・IT系)
私の強みは課題解決に向けたロジカルな進行設計力です。
塾講師のアルバイトでは、生徒ごとの弱点を分析し、週ごとの学習計画を立てた結果、担当生徒全体のテスト得点を平均15点向上させることができました。
限られたリソースの中で優先順位を明確にし、成果に繋げる思考と実行力を、貴社のコンサルタント職でも活かしたいと考えています。
エンジニア職
私の強みは開発工程を見通す設計力です。
システム開発のインターンでは、タスクをWBSで細分化し、進捗を日次で管理した結果、2週間の開発期間内に不具合ゼロで納品を完了しました。
要件定義から実装・テストまでを逆算し効率的に開発を進める力を、貴社に入社後もエンジニア職で活かしたいと考えています。
クリエイティブ職(デザイナー・ライター等)
私の強みは論理的に工程を組み立てる力です。
大学のアプリ開発プロジェクトでは機能実装の優先順位を明確にし、ガントチャートで進行管理を行いました。
その結果、開発期間を予定より20%短縮し最終発表で全体1位の評価を得ました。
貴社に入社後も工程設計から実装までを見通す力を、エンジニア職でも活かしたいです。
ここまで読んでみていかがでしたか。
ぜひ、貴方独自の「計画性」の強みをアピールして、第一志望の企業への入社を掴み取って下さい。

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最後までご覧いただきありがとうございました。
作:未貴
【ライタープロフィール】未貴 miki:保険会社とベンチャーキャピタルに勤めた後、配偶者の転勤でイスラエルでの生活を3年半経験。イスラエルと日本の教育の違いに深い関心を持ち、日本の教育現場に携わるようになる。UrSTUDXでマーケティング兼ライターと先生の窓口を担当。