【国立小学校受験】1番大切にしたい絵本の読み聞かせ〜必読の絵本や出題傾向についてプロが解説〜

こんにちは。ユアスタのマーケティング兼ライターの未貴です。

国立小学校受験を検討中、または控えているご家庭の皆さんは、お子さんに絵本の読み聞かせをどの位していますか。
この記事では、国立小学校受験で合否を分ける『絵本の読み聞かせ』の方法や、国立小学校受験対策で必読の絵本をご紹介致します。


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国立小学校受験の対策に、なぜ絵本の読み聞かせが大切なのか

絵本の読み聞かせをしたいけど毎日決まった時間に時間を作るのは大変、というご家庭もあるかと思います。

しかし、絵本の読み聞かせをする時間が無いのであればペーパー試験対策のお勉強をする時間を減らしてでも絵本の読み聞かせの時間にしてほしいと思います。

なぜなら、国立小学校受験のペーパー試験で特定の分野が毎年出題される保証はありませんが、*『お話の記憶』は毎年必ず出題されるからです。

また、国立小学校受験の試験問題の説明はお話で行われます。

そのため、お話を集中して聴いて理解する力が備わっていないと問題を解くところで躓いてしまいます。

また、絵本からは常識や知らない世界を学ぶことができるので、ペーパー試験対策となるようなことを身につけるのにも役立ちます。

国立小学校受験を視野に入れ始めた日から、ご家庭で毎日絵本を読む習慣を作りましょう。

*お話の記憶とは?…ひとつの物語を聞いて、その物語に出てきた物やことが出題される。例:『サルさんがかぶっていた帽子は何色でしたか』、『クマさんが家に帰るまでに見たお花は何でしたか』

国立小学校受験に役立つ絵本の読み聞かせのコツ3選

忙しい日常の中で行う“絵本の読み聞かせ”の時間は、是非有意義なものにしたいですよね。

そこで、国立小学校受験に役立つ絵本の読み聞かせのコツをご紹介します。

絵本の読み聞かせを行う時間を決める

習慣化するには、固定の時間に行うことがおすすめです。

例えば、登園する前の時間や、夜寝る前の時間など、お子さんにも『これから絵本の時間だ』と覚えてもらえるようにしましょう。

そうすることで毎日読むことが当たり前、と認識するようになります。

絵本を読んだ後ミニクイズを出す

絵本をただ読むだけでは、お子さんが内容を理解できているか分からないので、読み終わった後はお互いが疲れない程度にミニクイズを1、2問出しましょう。

例えば、「主人公の名前は何だったでしょう?」や「くまのポンちゃんは何故笑いましたか?」であったり、「この絵本の中でどこが1番面白かった?」と聞いてお子さんに説明してもらうのも良いでしょう。

お子さんがミニクイズに正解した時は、大袈裟に褒めてあげましょう。

「すごいね!くまのポンちゃんが笑ったのがどうしてか分かったなんて、しっかりお話を聞いていた証拠だね!」このように、具体的に褒めてあげることも大切です。

褒めてあげるとお子さんは、次回も喜んでミニクイズに参加してくれます。

お出かけの時も絵本を持ち歩く

小学校受験の勉強があるから、お出かけや旅行を控えようと思う必要はありません。

外出先にも絵本を持って出かけて、移動の時間にも絵本を読む習慣を作りましょう。

異なる環境でも集中できる力が身につきます。

国立小学校受験で役立つ季節の絵本

国立小学校受験のペーパー試験では、季節の常識問題がよく出題されますが、絵本も季節の知識をつけるのに一役買ってくれます。

例えば、秋はさつまいも堀りの絵本、冬はサンタクロースが出てくるものやお正月の絵本を選んでみましょう。

季節に合った絵本を読むことで、その季節ごとの、花・野菜・行事に興味を持ってもらうことができて、知識として定着しやすくなります。

日本ならではの四季や行事を知ることで、日本人としてのアイデンティティも養われますよね。

国立小学校受験で必読の昔話の絵本と出題方法

国立小学校受験対策に読んでおきたい昔話

国立小学校受験では、昔話に関する問題が出題がされることもあります。

最低でも知っておきたい昔話をご紹介します。

・一休さん

・浦島太郎

・かぐや姫

・桃太郎

・金太郎

・一寸法師

・さるかに合戦

・したきりすずめ

・花咲か爺さん

・うさぎとかめ

・鶴の恩返し

・おむすびころりん

・かさ地蔵

・金太郎

・はだかの王様

・北風と太陽

・ブレーメンの音楽隊

・おやゆび姫

・赤ずきんちゃん

・アリとキリギリス

・うそつきの羊飼い

・ピノキオ

・ヘンゼルとグレーテル

・三匹のこぶた

・マッチ売りの少女

・シンデレラ

・白雪姫

・ジャックと豆の木

・ピーターパン

・眠れる森の美女

国立小学校受験の昔話の出題のされ方

それでは、昔話に関連する出題はどのようにされるのかをご紹介します。

物語の登場人物・アイテムを問う問題

例えば、白雪姫であればアイテムは“りんご”ですね。

シンデレラであれば”ガラスの靴”ですが、それらのアイテムを正しく覚えられているかを問う問題が出題されます。

物語の内容を問う問題

例えば、『桃太郎』、『浦島太郎』、『金太郎』、『さるかに合戦』の絵があり、「この中で1つだけ他のお話と違うものがあります。それはどれですか。」と問う問題が出題されます。

答えは唯一戦わない『浦島太郎』なのですが、物語をしっかり理解していないと解けない問題です。

国立小学校受験で要となる絵本の時間に、親子の絆を深めよう

ここまでご覧いただいて、絵本の読み聞かせの習慣は国立小学校受験においてとても大切なことを分かっていただけたと思います。

また、親子の絆を深めるうえでも欠かせません。

国立小学校受験の対策をしている中で、お子さんの点数が伸び悩んだり、コミュニケーションが上手く行かず、時折り親子関係がギスギスしてしまうこともあるでしょう。

そういう時こそ、毎日習慣にしている絵本の時間に険悪な空気をリセットしましょう。

お互いにどんなに疲れていても、イライラしていても、絵本の時間は楽しい時間にしましょう。

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最後まで、ご覧いただきありがとうございました。

作:未貴


【ライタープロフィール】未貴 miki:保険会社とベンチャーキャピタルに勤めた後、配偶者の転勤でイスラエルでの生活を3年半経験。イスラエルと日本の教育の違いに深い関心を持ち、日本の教育現場に携わるようになる。UrSTUDXでマーケティング兼ライターと先生の窓口を担当。