【就活対策】強みの自己PR方法〜言い換え・例文13選をご紹介〜

こんにちは。ユアスタのマーケティング兼ライターの未貴です。

「強み」は就職活動の際に必ず聞かれますが、答え方に自信がないと悩む学生もいると思います。

この記事では、まず強みとは何なのかを説明したうえで、選考を突破するための強みの言い換え方法や例文をご紹介いたします。


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強みとは?自己PRで強みを聞く理由

強みとは?長所との違い

強みとは、貴方にとって仕事で発揮できる後天的な知識やスキルのことを言います。

長所は強みと混同されがちですが、長所は先天的なものや性格を指すため、似ているようで異なります。

そのため「強みを教えて下さい」と言われた場合には、長所のみ述べると物足りなく映ってしまうので注意が必要です。

強みを自己PRする時は、貴方の強みが志望先の企業でどのように活かされるのかが伝わるようにしましょう。

企業が自己PRで強みを聞く理由

企業は強みを聞くことで「自分のことを理解しているのか」「自社で力を発揮できる人材か」「自社のことが理解できているか」を見ています。

自己PRで伝えたい自分の強みが定まってきたら、志望する企業がどのような人材を求めているのか、合致するポイントを探して自己PRの方法を考えてみましょう。

強みの自己PRはこの順番で伝えよう

面接で強みを自己PRする際に、面接官からの評価が高くなる伝え方の順番3ステップをご紹介します。

結論から話す

自分の強みを伝えます。

例:私の強みは真面目なところです。

エピソードを話す

いつ、どのように強みを発揮したのか、どのようにして身についたのかを伝えます。

エピソードを話すときの流れ

①問題が生じた出来事を話す→②解決のためにとった行動を話す→③結果・学びを話す

例:

①問題が生じた出来事

イタリアン料理屋さんでアルバイトしていたが、どんなお料理なのかをお客様に説明できなかった

②解決するためにとった行動

メニューの内容やお客様への説明の仕方を勉強した

③結果・学び

メニューの説明ができるようになったことでお客様の注文が増えた

仕事での活かし方を話す

自分が企業に就職したらどのように強みを活かして働きたいのか、企業にどのように貢献できるのかを伝えます。

企業は自己PRの内容が仕事での再現性があるのかを知りたいと思っています。

例:これらの経験から、責任感を持って業務を遂行することができます

強みの言い換え13選、活用して他の就活生と差をつけよう

ここまでは自己PRの構成をご紹介しました。

ここからは、3つのタイプの「強み」別に言い換えをご紹介いたします。

個人に関する強みの言い換え

真面目

  • 努力家
  • 向上心がある
  • 持続力がある
  • 忍耐力がある

責任感

  • 主体性がある
  • 情熱がある
  • 信頼を得ることができる

チャレンジ精神

  • ポジティブ
  • 度胸がある
  • 挑戦心がある

探究心

  • 好奇心がある
  • 追求心がある

実行力

  • 行動力がある
  • やり遂げる力がある

チームに関する強みの言い換え

協調性

  • 観察力がある
  • 縁の下の力持ち
  • サポート力がある

傾聴力

  • 相手の意見を引き出すことができる
  • 相手に寄り添って会話することができる
  • 共感力がある

リーダシップ

  • 育成力がある
  • 巻き込む力がある

柔軟性

  • 素直さがある
  • 調整力がある

コミュニケーション能力

  • 誰とでも仲良くできる
  • 交渉力がある
  • 要望を汲み取る力がある

課題に対する強み

問題解決能力

  • 問題の本質を捉えることができる
  • 行動力がある
  • 効果を検証することができる

計画性

  • 企画力
  • スケジュール管理能力

論理的思考力

  • 課題発見力
  • 本質を見極める力

強みの例文13選

これまでは、強み別に様々な言い換えをご紹介しました。

ここからは、言い換えを取り入れた「強み」を伝える時の例文をご紹介します。

真面目が強みの例文『資格編』

私の強みは目標達成に向けてコツコツ努力できることです。

大学に入学する際に一人暮らしを始め、両親にも援助をしてもらいましたが生活にはお金がかかることを実感しました。

そして、今までお金の知識が無かったことに危機感を感じました。

そこで、ファイナンシャルプランナー3級の資格取得を目標に、4ヶ月間毎日1時間の勉強を継続した結果、合格することができました。

御社に入社後も、できないことをそのままにせず目標に向かって努力を続けたいと考えています。

責任感が強みの例文『部活編』

私の強みは責任感があることです。

大学時代、バスケ部で会計を担当していました。

毎月部費を集めますが、滞納者がいることが例年の課題でした。

しかし、お金の問題は口に出しづらく問題が放置されてしまっていました。

そこで、積極的に話し合いがされる場を設けるために部内ミーティングを行い、部費滞納者の可視化をして部内に状況を周知してもらうことにしました。

その結果部費の滞納者は0になり、バスケ部の士気や団結力が高まりました。

御社に入社後も、社内からも社外からも信頼を獲得できるよう責任感を持って業務を遂行していきたいです。

チャレンジ精神が強みの例文『インターン編』

私の強みは新しいことに挑戦するチャレンジ精神です。

学生時代、受験生向けのSNS事業に挑戦し、目標の2万ユーザー登録者を獲得することができました。

始めた理由は自分自信が受験生だった時に知りたかった情報を、広く発信して多くの受験生の役に立ちたいと考えたからです。

しかし、開始してから3ヶ月は目標のユーザーの10%しか獲得できずキーワード選定等を工夫する試行錯誤を重ねても解決できませんでした。

そこで、SNSマーケティングの企業に就職した先輩に、ユーザー登録者数が思うように伸びないことを相談したところ「ユーザーが本当に求めている情報を提供できていないのではないか」とアドバイスをもらいました。

そこからは、受験生にアンケートを実施して「今の受験生が本当に必要としている情報」を得ることにしました。大学別にターゲットを細分化したことでSNSのユーザー登録者数は伸び、コメント欄にも多くの感謝が寄せられました。

これらの経験から、御社に入社後も消費者が真に求めるサービスを把握することで売上に貢献していきたいと思います。

探究心が強みの例文『留学編』

私の強みは常に学び続ける探究心があることです。

私は、ファッションを学ぶために1年間ニューヨークに留学しました。最先端の環境を自分の肌で感じたいという思いから留学を決意しました。

英語は堪能ではなかったので、まずは英会話スクールに1年間通い準備をして臨みました。

留学先ではアメリカのデザイナーやファッションライター、カメラマンの方とお話しする機会もあり、現地に行ったからこそ味わえる貴重な体験ができました。

最初は慣れない環境や語学の壁に苦戦しましたが、怖がらずに一歩外に出たことで自分の世界が広がりました。

ファッション業界は常にトレンドをキャッチするために、学び続ける必要があると感じています。

御社でも私の探究心を活かして新しい情報をキャッチし、売上に貢献していきたいと考えています。

実行力が強みの例文『委員会編』

私の強みは考えたことを確実に形にする実行力です。

その力は、学生時代に学園祭の実行委員会に参加し、新しい企画の立案と実施をした際に身につきました。

学園祭の準備中に予算の制約をされてしまい、予定していたイベントの実現が困難になる問題が生じました。

しかし、諦めずにイベントを開催するための予算を一から見直して、アイデアを洗練すべくチームメンバーと協議を重ねました。

その結果、予定していたイベントは予算内で実現し、外部の方からも好評をいただくほど大きな成功を収めました。

この経験から、困難な状況でも諦めずに実行する力が身につきました。

御社の商品開発の仕事においても、新たなアイデアを提案し、実現に向けて主体的に行動できる実行力を活かして貢献できるよう努力いたします。

協調性が強みの例文『ボランティア編』

私の強みは協調性があることです。

私は様々な年齢層の方と、同じ目標を持って柔軟に行動することができます。

大学1年性の頃から大学付近の清掃ボランティア活動に参加しているのですが、始めの頃は年齢が倍以上の人もいて会話が噛み合いませんでした。

しかし、ボランティアの目的が短い時間で街を綺麗にすることや、大学付近の支援者との交流だったため、参加者とのコミュニケーションは大切でした。

そこで、同年代の参加者とは体力のいる仕事を引き受けることを率先しようと呼びかけ、先輩方には指示を仰いで行動することを心がけました。

その結果、参加者の皆さんから頼りにしていただけるようになり、グループが纏まりボランティア活動が円滑に進むようになりました。

御社に入社後も強みの協調性を活かして、周りの皆が最大限のパフォーマンスを発揮できるよう貢献してまいりたいと思います。

傾聴力が強みの例文『アルバイト編』

私の強みは傾聴力です。

この強みは携帯電話販売のアルバイトで身につけました。

現在携帯電話の普及率は高く、お客様に新規で携帯電話を買っていただくのは難しいことです。

そのため、私が販売したい商品の良いところを羅列するだけでは、全く売れませんでした。

すると、先輩から「お客様の現在使用している携帯電話の不満や要望を聞いてみればいいよ。」とアドバイスを受けました。

そこで、お客様には現在使用している携帯電話の不満や欲しい機能をできるだけ質問するようにしました。

その結果、お客様のニーズに合った商品を提案することで、私から携帯電話を契約してくださるお客様が増えました。

御社に入社後はこの経験を活かし、顧客目線の営業ができるよう努力していきたいと思います。

リーダーシップが強みの例文『アルバイト編』

私の強みはリーダーシップがあることです。

学生時代カフェのアルバイトでリーダーを務め、円滑に業務を遂行するために必要な能力を培うことができました。

他のアルバイトスタッフのタイムスケジュールを管理したり、時間帯によって販売数の多いフードの陳列を前もって準備するよう呼びかけたりしたことで、忙しい時間帯でも慌てることなく、お客様に適切なスピードで商品を提供することができました。

その結果、混雑時のクレームが減りアルバイトスタッフのモチベーション維持に繋がりました。

さらに、フードの売上も10%上がりました。

御社に入社後は、これらの経験を通じて培ったリーダーシップを活かして、業務を効率化するチームの環境づくりに貢献していきたいと思います。

柔軟性が強みの例文『ゼミ編』

私の強みは大勢の人の意見をまとめることのできる柔軟性です。

私は大学のゼミでゼミ長を務めていますが、対抗ゼミの討論テーマを決めるのに難儀したことがありました。

そこで、一人ひとりからやりたいことをヒアリングして一覧に纏めました。

また、皆へのヒアリングだけでは納得感に欠けると考え、教授にも一人ひとりからヒアリングした内容にコメントをいただきました。

纏めた一覧とヒアリングのコメントをメンバーに見せながら討論のテーマを提案した結果、満場一致で討論のテーマが決定しました。

御社に入社した際は、強みの柔軟性を発揮して業務が円滑に進むよう貢献したいと考えております。

コミュニケーション能力が強みの例文『アルバイト編』

私の強みは人の悩みに寄り添い解決に導くコミュニケーション能力です。

この強みは家庭教師のアルバイトを通じて身につけました。

私が教えていた高校生は志望する大学に偏差値が届かず悩んでいました。

そこで、「どうしてこの問題が解けなかったのか」、「どこに苦手意識をもっているのか」ヒアリングをしながら原因や解決方法を探りました。

その結果、高校生が苦手意識を持っていた分野を克服する手助けをすることができました。

この経験から、人の悩みを丁寧に聞き潜在的な悩みを見つけ、解決策に導く力を身につけることができました。

御社に入社後はお客様の悩みに寄り添い、課題解決に繋げるコミュニケーション能力を発揮して売上に貢献したいと考えています。

問題解決能力が強みの例文『留学編』

私の強みは問題解決に向けて率先してアクションを起こせることです。

私は以前カナダに3ヶ月語学留学をしていました。

その際に複数の国の学生とグループでプレゼンテーションを行う授業があり、意見を纏める役目を担ったことで問題解決能力が身につきました。

複数の国の学生とは、文化的な違いや語学が堪能でない学生もいたことで意思疎通を行うことから難儀しました。

そこで、私は「他人の意見を受け入れて、双方の良い部分を合わせればもっと良いプレゼンテーションになる」ということを伝え続けました。

また、役割を与え進捗状況を可視化することで皆のモチベーションアップに繋げたいと考え、一人ひとりに役割を振り分けました。

その結果グループは纏まり、私のグループのプレゼンテーションは高い評価を得ることができました。

御社に入社後はこの強みを活かし、問題解決に努めることで組織に貢献したいと考えています。

計画性が強みの例文『アルバイト編』

私の強みは、計画性があり物事の優先順位を考えて効率的に作業を進められることです。

その強みは居酒屋のキッチンのアルバイトで身につきました。

私のアルバイト先はとても忙しく大量に料理の注文が入るため、常に優先順位を決めて行動する必要がありました。

注文が入った順番ではなく、仕込みに時間がかかる料理や、適温で提供したい料理等のタイミングを見計らって準備をしていた経験から、瞬時に優先順位を決めて効率よく動けるスキルが身につきました。

御社に入社後も、計画性を持って業務に取り組み一歩ずつ仕事を進めることで、大きな目標を達成したいと考えています。

論理的思考力が強みの例文『部活編』

私の強みはその場の問題点をチェックして、最適なシチュエーションを作る論理的思考力です。

私は高校時代テニス部でしたが、定期的なミーティングでは発言権のある部員がクレームを言うだけでした。

私が上級生になった時に、このままでは成長性のない部活になってしまうという危機感を感じ、やり方が変えられるよう動きました。

どのようにしたかというと、役職ごとにミーティングをして、定期的なミーティングをする前に重要な議題を事前に司会者に伝えるというものでした。

その後、司会者に議題に順序をつけてもらうことでタイムマネジメントをして、議論中には必ず部員に賛成か反対か票をとり、有意義なミーティングになるようにしました。

その結果、部員が自由に発言できるようになり、チームワークも向上しました。

これらの経験を活かして、御社に入社した際には問題への課題を論理的に考え行動に移し、業務が円滑に進むサポートができるよう努力していきたいと思います。

強みの例文はいかがでしたでしょうか。

ぜひ、貴方の強みが就職先でどのように活かせるかを具体的に伝えて、選考を勝ち抜いて下さい。

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最後まで、ご覧いただきありがとうございました。

作:未貴


【ライタープロフィール】未貴 miki:保険会社とベンチャーキャピタルに勤めた後、配偶者の転勤でイスラエルでの生活を3年半経験。イスラエルと日本の教育の違いに深い関心を持ち、日本の教育現場に携わるようになる。UrSTUDXでマーケティング兼ライターと先生の窓口を担当。